Tar and Feathers

タール・アンド・フェザーズ(タールと羽)
ダンス・パフォーマンス、ピアノ・インスタレーション (2006年)

コンセプト

ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)は、技巧の高さと魅力的なヴィジュアルデザイン、明確なテーマを併せ持つ、革新的かつ独創的なダンス・カンパニーとして世界中で高い名声を得ている。
当時NDTの芸術監督であった振付家イリ・キリアンは、彼の振付作品「Tar and Feathers(タールと羽)」において、向井山朋子にコラボレーションの依頼をした。向井山は数メートルの長い脚を持つグランドピアノに腰掛け、壮観な光景のなかモーツァルトの主題に基づく即興曲を演奏した。
演奏するごとに変化するヴィヴィットな音楽を背景に、6人のダンサーが展開するシュールリアリスティックな白黒の世界を現前にした。

クレジット

振付:イリ・キリアン
音楽:W.A. モーツァルト、向井山朋子、ディルク・ハウブリック
ピアノ、パフォーマー:向井山朋子
衣装:ヨーク・ヴィッセール
セット・デザイン:イリ・キリアン
照明デザイン: ミッキ・クントゥ