Multus #3 4台ピアノのためのカント・オスティナート

ピアノコンサート (2015)
向井山朋子

コンセプト

ラテン語で「多くの」または「増殖する」を意味するMultus (マルタス) は、ピアニスト / アーティスト 向山朋子によるパフォーマンスシリーズ。

複数のピアノ、複数のピアニストと、照明や映像といった「音以外の要素」によって作られたインスタレーションのある空間でのパフォーマンスで、音楽とビジュアルアートの新しい体験を提供する。

Multus #3では2012年にMultus #1で “人生を変えてしまうメロディー” として日本初演を果たした「カント・オスティナート」を4台のピアノ、日本とオランダ4人のピアニストで演奏。観客が持ち込んだ照明はコンサートが始まる前に会場、客席間に設置され、演奏中に照明インスタレーションの一部として、演奏空間を完成させた。

コラボレーションするアーティスト、ピアニストと実験を繰り返し、会場や都市の特性を生かして時間のうつろいと音楽の時間軸を交差させながら、Multus シリーズは進化を続けていく。

クレジット

コンセプト:向井山朋子
音楽:シミオン・テン・ホルト「カント・オスティナート」
ピアノ:向井山朋子、ゲラルド・バウハウス、鷹羽弘晃、新井健歩
プロダクション:向井山朋子ファンデーション

協力:両国門天ホール、trindo、S-Air、日本芸術文化振興会、アーツカウンシル東京、アサヒグループ芸術文化財団、まなみーる、アートビートパブリッシャーズ、Performing Arts Fund NL (オランダ)、オランダ王国大使館、Hamanasu ArtCirca 90 min

初演

2015年3月7日 アサヒアートスクエア  東京