雅歌 (GAKA)
雅歌と書いて「がか」と読む。
とあるところで見た絵画のタイトルが、ずっと心にひっかかっていた。
架空の音楽である。
存在しない雅な歌とは一体どんなものだろうか。
生まれ育った紀州・新宮に神代から続く神々への儀式や神楽。
舞台に立ち、観客の熱気とあつい想いと交換する現在。
自然への礼拝や目に見えないものへ畏敬の念を込め、現代に生きる私たちに新しい儀式をつくることは可能なのだろうか。
「雅歌」は、音楽、踊り、歌、祈りを交えた新しい儀式の形を問うパフォーマンス。
オランダ・テルスヘリング島のウーロル・フェスティバルでの世界初演後、高知県立美術館、神津島にて公演。
クレジット
コンセプト&ディレクション:向井山朋子
振付:山田うん
音楽:マキシム・シャリギン
パフォーマンス:Co. 山田うん、湯浅永麻、神崎智紀
舞台美術:向井山朋子、ティン・ゴング
衣装:向井山朋子、ティン・ゴング
テクニカルディレクター:遠藤豊 (Luftzug)
共催:高知県立美術館、ウーロル・フェスティバル (オランダ) 、向井山朋子ファンデーション、一般社団法人マルタス
パートナー:Co. 山田うん
プロダクションマネージャー:上原聴子
サポート:オランダ舞台美術振興基金 (Fonds Podiumkunsten)、Stimuleringsfonds (オランダ)、アーツカウンシル東京、日本芸術文化振興会、オランダ王国大使館、セゾン文化財団