La Mode (ラ・モード)

インスタレーションパフォーマンス (2016)
向井山朋子

lamode

コンセプト

ファッションは現代の宗教ー
ファッションは人を表現し美を映しだす魅惑的で最も有効な形である。しかし同時にステレオタイプのコードや考えに基づいて構築された危険で脆弱なコミュニケーションの方法でもある。

La Mode は社会学・歴史・世界のファッションに対する慣習について、音楽・ダンス・身体・空間、そして衣服を通して独自の観点から迫る試みである。様々な境界を探索しファッション界のコードを解体することによって私たちの時代のアイデンティティを探るとともに、消費主義・唯物主義・フェティシズムについてコメントする。

La Mode はひとりのピアニストと10人のダンサー、キャットウォーク、インスタレーションからなるパフォーマンス。
コンサート・ダンス・インスタレーション・ファッションショー・建築の多領域をまたぎ、多国籍のアーティストの思想、表現を融合させながら、人と人、女と男、観客と奏者、自分と他者、外と内、明と暗を隔てるあらゆる境界(線)の形成、侵犯、そしてゆらぎを舞台という空間に視覚化させる。演者と観客の境界がなく絶えず変化する空間のなかで、観客も作品の一部となり、各々様々な境界を感じ、問い、超えて行く感覚をともに体験する。

La Mode はプリツカー賞受賞者であり日本を代表する建築家の伊東豊雄が設計を手掛けた台中国家歌劇院のこけら落とし公演として招聘された。

伊東豊雄建築設計事務所はテキスタイルデザイナーの安東陽子とともに La Mode の舞台デザインを製作。 長年にわたる伊東の建築家としてのキャリアのなかで、ステージデザイナーとして初の作品となった。

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クレジット

コンセプト&芸術監督:向井山朋子
音楽:ヤニス・キリアキデス
振付:ドュニャ・ジョーヂッチ (スペルバウンド ダンサーとの協働)
振付アシスタント:アレキサンドラ・キルリ、ルカ・カチッティ
パフォーマー:向井山朋子 (ピアノ)
スペルバウンド・コンテンポラリー・バレエ&サラ・マフィー (ダンス)
衣装デザイン:スラブナ・マルテイノヴィチ
舞台デザイン:伊東豊雄建築設計事務所+安東陽子
照明デザイン:タニャ・リュール
テクニカルデザイン・ディレクション:遠藤豊 (Luftzug)
サウンドエンジニア:堤田祐史 (WHITELIGHT)

制作:向井山朋子ファンデーション
共同制作:スペルバウンド・コンテンポラリーバレエ (イタリア)、台中国立歌劇院 (台湾)
制作協力:Dance New Air
パートナー:Transart Festival (イタリア)
サポート:オランダ舞台美術振興基金 (Fonds Podiumkunsten)、Stichting Ammodo (オランダ)
スポンサー:資生堂 (公益社団法人企業メセナ協議会 認定)
協力:BIGI、オランダ王国大使館
スピーカーシステム 協力:Taguchi

初演

トライアウト:2016年9月8日, Transart Festival ボルツァーノ (イタリア)
初演: 2016年10月1日, National Taichung Theater 台中 (台湾)