show me your second face

ショー・ミー・ユア・セカンド・フェイス
ファッション・パフォーマンス (2007年)

「show me your second life ショー・ミー・ユア・セカンド・フェイス」は瞑想的かつ断続的な音と映像の旅の体験である。–ハダースフィールド・デイリー(2007年11月26日)

コンセプト

「ショー・ミー・ユア・セカンド・フェイス」においては、実際の音楽は別として、２つの視覚的な要素が特徴である。ひとつはもちろんピアノ、そしてもうひとつは演奏者向井山朋子が身にまとうコンサート・ドレスである。オランダの著名なファッションデザイナー、クラバース・ファン・エンゲレンはこのプロジェクトの為に究極のコンサート・ドレスをデザインした。このファッション・インスタレーションは、３メートルあるピアノを包み込む巨大なコートとして始まり、天井につり下げられたブラウスと成り、ピアノに結びつけられた美しいイブニング・ドレス…とさまざまな形に変化する。音楽と衣装は一体となり、時と空間という枠組みのなかで驚くべき変容を展開する。

「ショウ・ミー・ユア・セカンド・フェイス」は以下の曲目の断片によって構成される。

J.S. バッハ「フーガの技法 BWV.1080」
J.S. バッハ「かくして汝は去りゆきたもう、わがイエスよ BWV.500」
ニコライ・コルンドルフ「Yarilo」
向井山朋子「ha-ra」
向井山朋子「you and bach」